title: マイクロソフトはどのようにソフトウェアをテストしているか?
url: http://www.publickey1.jp/blog/12/_jasst12_tokyo.html
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マイクロソフトはワールドワイドで9800人のテスターがいて、開発者とテスターはほぼ同じ、開発者一人にテスターが一人という割合。これらのテストを行っているテスターはどんな人たちなのか? コンピュータサイエンスや電子工学の卒業者を採用しているが、そういう人はみな「デベロッパーになりたい」と考えているため、テスターになるよう説得しなければならないことが多い。
マイクロソフトには「テストアーキテクト」というポジションがある。これは管理職としての仕事はしない。開発のエンジニアリングプロセスの改善に責任をもっている。テストアーキテクトになるにはバイスプレジデントの承認が必要なため、なかなか簡単にはなれないが、こうしたキャリアパスがあることで優秀なエンジニアを引き留めることができている。
テストで重要なのはお客様の利用シナリオだ。どの製品であってもシナリオから始まり、フィーチャー(機能)を設計、開発していく。開発サイクルでは継続的にシナリオに当てはめ、バグフィクスの優先度を決める際にもシナリオを重視している。
「Day in the life Testing」(日々の生活の中でのテスト)もしている。製品の各機能はシナリオに基づいているが、往々にして起こるのは全体としての体験シナリオになっていないことだ。
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