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2012/05/19

グーグルはコードの品質向上のため「バグ予測アルゴリズム」を採用している : ソースコードの修正履歴を基に予測


title: グーグルはコードの品質向上のため「バグ予測アルゴリズム」を採用している : ソースコードの修正履歴を基に予測
url: http://www.publickey1.jp/blog/11/post_193.html

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コードの中にバグがありそうな箇所を分析する手法としては、「ソフトウェアメトリクス」がよく用いられます。しかしグーグルが用いたのはもっとシンプルな方法でした。ソースコードの修正履歴を基にバグ予測をすることにしたのです。

そう、私たちはコードのどこが修正を必要とされてきたかという、本物の記録を持っています。それはバグトラッカーとソース管理のコミットログです。例えばFixCacheなどの研究によると、ソースコードの履歴を元にしたバグ予測は非常にうまく働きます。そこでこれをグーグルで運用することにしました。
それは、過去にそのコードがバグフィックスのため、いつ、何回修正されたか、という情報を基にした実にシンプルなアルゴリズムです。

彼らが発見したのは、そのコードに対してこれまでバグフィックスのコミットが何回行われたかをランキングすることで、コードの中のホットスポットを見つけられるだろう、というものです。まさにシンプル! そしてこれは私たちの直感、もしも何度もバグフィックスが必要なファイルはデベロッパーが苦労しているところだからホットスポットに違いない、というものにマッチするのです。
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